鹿児島県獅子島の未来を創る│ 株式会社島のごちそう

代表あいさつ

 

 

 

 

 

 

 「島のごちそう」は、鹿児島県最北端の島「獅子島」を拠点に、水産加工品の販売や漁師のおもてなし料理の提供、漁業体験など獅子島の主要産業である漁業を柱にしたサービスを展開しております。
 そのルーツは大正8年、初代・山下義人が手漕ぎ舟で始めた追い込み漁です。そして、3代目となる私の父・山下英輝が吾智網漁を本格的に導入、更にあおさのりの養殖を取り入れ、漁業の規模を拡大してきました。そして、2012年に本事業の母体となる水産加工グループを立ち上げました。その後、2019年より私が本事業を継承、加工品製造・販売事業を本格化、更にツーリズム事業を立ち上げて参りました。

 

 私は2019年まで、ビジネスマンとして海外を渡り歩いてきましたが、お盆やお正月に帰省する度に、漁師を引退し港で海を眺める近所のおじさんたち、年々漁船が減り閑散としていく漁港を目の当たりにしながら、「代々続く家業を無くしたくない」、「なんとかして、自分が生まれ育った獅子島を盛り上げたい」、「私の経験やスキル、情熱を注ぎこんで地元を元気にしたい」と考えるようになりました。そして約6年の海外でのビジネス経験、築き上げた多岐にわたる人脈がその思いを後押しして、2019年に会社を退職し地元獅子島にUターンしてきました。前職の経験を活かして、「島のごちそう」を日本全国に、世界中にPRしていきたいと考えています。  「島だから不便だ・・・」「島は何もないから・・・」とよく耳にしますが、私は「島は何もないから何でも挑戦できる」と捉えています。豊かな自然、助け合う人と人の繋がり、ゆったりとした時間の流れ、そのすべてが島ならでは宝であり、人が本能的に求めるものではないかと考えています。島のありのままの姿を客観的な視点で捉え、その魅力をプロモーションしていくことが重要だと考えています。

 

 “漁師は断固だ”と感じたことはありませんか?私も初めはそう感じていましたが、父と接していく中でそれは誤解だと気付きました。長年自然を相手に仕事をする中で、マニュアル化・データベース化できないことが多々あり、そこを補う「感覚」が培われてきました。そして、その感覚に対して熱い想いと強い拘りを持っていて、その感覚の正当性を裏付ける結果・経験を作ってきました。ただ、その拘りばかりが先行して、熱い想いを上手く言葉で表現できていないのだと気付きました。  我々が作る商品・サービスについても、この「想い」「拘り」を大切にしていきたいと思っています。そしてその「思い」「拘り」を、お客様に抜けもれなく、正確に、わかりやすくお伝えしていきたいと思っています。その手段の一つがすべて手作業による料理・加工品の製造です。海に出た漁師の安全と大漁を思うように、商品・サービスをご購入いただいたお客様のことを思い、一つ一つ丁寧に仕上げてお客様にお届け致します。
 「ごちそう」は、島の豊かな自然、新鮮な魚、人の温もりなど島の色んなものを指します。そんな島のごちそうを皆さんにお届けして、一度足を運んでいただきたい、島を元気にしたいとの思いが込められています。

「島のごちそう」に対する皆様の温かいご支援の程、何卒宜しくお願い致します。

 

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